8月29日(日)開催の
「ご近所の苔観察」で来島予定の
蟲文庫の店主「田中美穂」さん
ここで少し田中美穂さんとaccicocciのエピソードなど
田中さんとは2008年に9ヶ月だけ岡山県の倉敷市に住んでいた時に出会いました
その当時まだ日本語がままならなかったacci-cocciのアルノさんが「蟲文庫」という田中さんが店主をされている古本屋さんに吸い込まれるように入り、田中さん著の本「苔とあるく」を手に取り、全て日本語で書かれているその本を購入した時に、つたない日本語で「わたしのむすめのなまえは苔(もす)です」と言ったのがきっかけです
倉敷の前は2人ともベルギーに住んでいたのでヨーロッパから日本の文化の温度差にしばらく馴染めずにいた頃です。何度か田中さんと「すぐり」という居酒屋さん(お世話になったお店です)に飲みに行きました
その当時は私とアルノさんと2人で何かやりたいんだけど、どうしていいのかわからない状態でした。その状況を察してなのか、田中さんは自分のお店「蟲文庫」を始める迄の経緯や体験談などをおもしろおかしく私達に話してくれました。「できるできる。やってみればできるよ。」田中さんのどっしりと落ち着いたこの言葉が私達の背中を押してくれたことは間違いありません。
あれから2年半が経ち、今では佐渡島という土地であれよあれよという勢いでacci-cocciが始動しています。
そして、田中さんの文才と独特なユーモアにはいつも脱帽のacci-cocciです
今から田中さんとの再会が楽しみ!
***苔採取するときの持ち物
今回の「ご近所の苔観察」に参加される方は筆記用具、ルーペ(あれば)、虫除けグッズ(長袖長ズボンなど)、熱中症対策(帽子、飲料水など)をご用意ください
***佐渡の場合蚊の対策はしっかりと!
イギリスの植物学者コーナー博士の言葉です
「進化の主要な道筋からはずれてしまった蘚苔類は、謙遜して独自の新しい生活環をつくりだした」
「苔とあるく」著:田中美穂より